ホームページの危機

2018年10月1日
画像10月1日は例年からすると何か良からぬことがあるのではと予感がしていたが、ホームページ消去の連絡がきて本当にびっくりしてしまった。使っていたのはyahoo!ジオシティーズでオンラインで編集ができFTPを使わずともアップロードが出来て使い勝手が良かったのですが残念としか言いようがない。6ケ月後の2019年3月31日をもって消去しますとメール連絡があっただけで、ファイルを一括DLしますとか、URL移転サポートのためにクラウドサーバに移転しますとかのサービスはなく、移転はクライアントごとに、ファイルは個別DLしてくださいとの連絡で取り付くこともできない。
そもそも2005年からホームページつくりをこのyahoo!ジオシティーズで始めました。個人の行動記録をイベントが有る毎に書き込んでおり、ファイルにはBGをつけ、動画は動くようにし、imageはスライドショーで見やすくしている。さらに多くのlinkを指定して複雑になっている。2~3件/月の作成を心掛けて、老後の生活の記録を残そうと2018年までの13年間を生活の糧として頑張ってきたので、ファイル容量にして2.2GB、ファイル数では2~30000件はありそうだ。移転するとすれば、その作業量の膨大さに唖然とするばかりです。
そもそもホームページ作りを始めた時は、ホームページは電子媒体に記録された著作物であり、著作権があるから永久に残るものであり消去されることはないと決めつけており、またそのように信じてもいました。しかし現在の社会的扱いは電子通信事業の一環であり、事業が継続できなくなった場合の消費者(クライアント)の権利を保護する規制はなく、既に2004年に総務省から「電気通信法の消費者保護に関するガイドライン」が発行されていました。これによると撤退してホームぺージなどの消去を行うときには、事業の規模にもよりますが1ケ月から9ケ月前に通告し、出来ればデータ移転の方法等を案内した方が良いことになっている。データを保護しなければならないとは書いてない。今はやりのクラウドサーバのサービスも契約書にもよるようですが、撤退してはいけないことにはなっていないようでした。では個人情報保護の観点からはどう扱われているかというと、そもそもホームページは公開することが原則ですから、消去してはいけないとは書いていないし、むしろ消去したくてもできないで困っているケースの方が多いようです。また著作権の観点からみると、ホームページのどこが著作権になるか、無料で公開されている著作物に著作権は認めらておらず、しいて言えばデザインを盗用することで問題なるケースがあるようですが、ホームページのデザインはほとんどが類似していることから、規制することで争いになったケースは少ないようです。
このように概観してみると、ホームページ作成を始めた時の認識が欠けていたことを痛感し、自分の大事な記録を残したいと思うならば、移転するか作り直しするしかないと理解されました。そして再生したとしても、いつまた消去されないという保証はなく、確実に言えることは、多くの有料のホームページサーバでは一定期間に追記、改定が行われいなければ消去されると管理規定になっていました。さらに確実に言えることはホームページの所有者が何時か生涯を閉じれば、生きた証として残されたホームページは、やがては終焉となることです。

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