四国遍路第32番札所禅師峯寺、

画像先日、バスツアーで高知県の禅師峯寺に行き拝礼しました。四国霊場は様々な霊地より成り立っていて、自然崇拝、道教の影響を受けた土俗的信仰、仏教伝来以降の各種信仰が多様に絡んでいる。その中でも顕著なものは弘法大師の記憶力を増大させるための密教の修業で、虚空蔵求聞特法を習得すために虚空蔵菩薩の真言(呪文)を百万回唱えれば、あらゆる経典を暗記して理解することができるとされ、当時山岳修行者の間で流行していた。神仏習合の時代であったので八八所の霊場が真言宗だけでなく、天台宗、臨済宗等のお寺もあり、神社もいくつか含まれている。しかし霊場には必ず大師堂があり、巡礼者は大師堂の巡拝を欠かさず、霊場の遍照一尊化がなされている。遍照一尊化の時期については平安末期において大師信仰が一般化し、大師を追慕する四国巡礼が始まったとされる。平成になって人気になっている札所めぐりとは、もともと観音を祀る霊場をめぐる巡礼であり、霊場のご本尊との結縁を願って自分の住所氏名を書いた木札を拝観した寺の天井や柱に打ち付けました。このため霊場を札所と呼び、巡礼のことを札所めぐりといったようです。これら札所めぐりは江戸時代になって世の中が安定すると、庶民に普及し広まっていった。しかし純粋な信仰心というより、札所寺院の他に名所や旧跡を訪れ、土地の名物を食するなど行楽的なものであったようです。こんなことを考えて、自分はあまり信仰心は篤くないので、四国遍路はこの霊場だけでやめにしても良いかなと思っています。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック